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謹賀新年 2014年もよろしくお願いします。

2014.01.02

UBNS

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。新年にあたりご挨拶を申し上げます。
旧年中はユビキタスグループの事業活動に、ご支援ご協力を賜りましたことを心から御礼申し上げます。

昨年は、債務上限引き上げ問題に揺れ、一部ガバメントシャットダウン(政府閉鎖)に陥ったアメリカ、再び国家財政破綻が騒がれたアルゼンチン、2 大銀行を破綻・整理させ預金封鎖がなされたキプロス、資金供給量を2倍にする金融緩和に踏み切り世界通貨戦争に参戦した日本、BRICS銀行設立に基本合意したBRICSサミット、負債規模1兆8,000億円で財政破綻したアメリカ中西部の大都市デトロイト、再び国債暴落の危険性が高まったユーロ圏などなど、世界が大きく揺れ動き、2016年のアメリカ合衆国大統領選挙へ向けて、何か大きなシナリオが進み始めているような、そんな印象を受けた年でした。

このような動きの中でも私が最も関心を持った出来事は、元CIA職員であるエドワード・ジョセフ・スノーデン氏の問題です。スノーデン氏は昨年6月、香港で複数の新聞社(ガーディアン、ワシントン・ポストおよびサウスチャイナ・モーニング・ポスト)の取材を受け、アメリカ国家安全保障局(NSA)による個人情報収集の手口を告発しました。

スノーデン氏は持ち出した機密資料のコピーを分散して報道機関に託しており、自身の身に危害が及んだ場合には、その情報がすべて公表されると述べています。そんなことからも、今後も機密情報が暴露されていくことが予想されます。

また、アメリカの同氏に対するパスポートの失効手続きや、ロシアに対する同氏の拘束要請、亡命希望国に対する政治的制裁に関わる金額などを見ていると、同氏がいかに重要な機密情報を握っているのかが理解できます。

アメリカとEU は自由貿易協定(FTA)に関する協議を開始させていましたが、スノーデン氏のこの暴露により、協議の進展に反対する声が高まっています。この自由貿易協定は世界の国内総生産(GDP)のおよそ半分を占める大きなものですが、たった一人の行動によりそれが覆されようとしているのです。

食物、不動産、エネルギーと、その時代によって、価値観の中心となるものがありますが、現代においてその鍵を握るのは間違いなく「情報」であると言えます。日本で世論が揺れた特定秘密保護法案を見てもわかる通り、「情報」が国家を揺るがすほどの威力を持つ時代であることは明らかです。

2014年、個人・企業レベルでもこのような情報戦が本格化すると考えられます。ゆえに私たちは持つべき情報を強化する必要があります。大きな情報の影には必ずチャンスがあるのです。そのような価値のある情報は、椅子に座ってネットサーフィンしているだけでは得られません。

そこで私は2014年も地球を動きまわり、自らの足、目、耳、そして自らの手で、価値のある情報を掴みとりに参ります。そこで得た情報を活かし、2014年も新しい独自の事業を展開していこうと考えています。また、日本に一時帰国する機会がありましたら、僭越ながら皆様の前で私が見てきた世界のお話をさせていただこうと思っています。小さな情報の種の中には、共有することで芽を出し大きく成長するものもあります。その際には、何卒皆様のお力をお貸しいただければ幸いです。

皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致しまして、新年の挨拶に代えさせて頂きます。2014年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2014年1月1日 自由から時遊へ 高木 純